Kataru – 埼玉県で紡がれるストーリー

Pinkish 西浦真央

Pinkish ピンキッシュメンバー 西浦真央 kataru.jp

Pinkish ピンキッシュメンバー 西浦真央 kataru.jp

アイドルグループPinkish(ピンキッシュ)のメンバーとして、活躍中の西浦真央さん。ひょんなことで飛び込んだアイドルの世界での苦しみや喜び。継続していくことで自分の意識が変わっていく様子、さらには今後の目標までお話を伺いました。

幼少から高校生まで

私は徳島でうまれ、3歳からずっと埼玉県蓮田市で育ちました。10歳年上の兄がいるので、小さいころからよく一緒に遊んでもらっていました。小さいころの遊びといえば、外で走り回ったり、テレビゲームしたりと、男の子の遊びばかりしていたように思います。

小さいころから無口というか、あまり喋る方ではなかったので、活発なイメージではないんだと思いますが、スポーツは好きでしたね。

最初にはじめたスポーツは水泳でした。親子教室に通っていたので、0歳の時からです。途中何度も辞めたくなりましたが、母親が「一度はじめたら最後までやり通しなさい」っていう考えだったので、結局6年生までずっと続けていました。同時に、兄の影響で小学校2年生からバレーボールもはじめ、高校生までずっとやっていました。背も小さかったので、エースではなかったですが、自分なりに真剣にやっていたつもりです。

自分について

よくマイペースだと言われます。これといってそういったエピソードがあるわけでもないんですけど。マイペースというか、自己主張しないんですよね。ピンキッシュのメンバーの中で議論してたりすると、自然と気配が消えちゃうんです。そんな時に、たまに、ポロっと意見を言うと「あれ、いたの?」みたいな感じで(笑)。
ウィキペディアには、食いしん坊キャラと書かれているんですが、多分そんなことはなく、ピンキッシュに入ったのが高校生のときで、ちょうど食べ盛りだったからだと思います(笑)。

そうそう、最近、よく読書をするんですよ。いまは、水野敬也さんという方が書いた「夢をかなえるゾウ」という本を読んでます。聞いたことあるタイトルだなと思ったんですけど、ビジネス文庫のところにあって、なんとなく興味を惹かれて。継続することの大切さとかも書かれているので、よかったら読んでみてください(笑)。

 

埼玉県について

埼玉県はとても住みやすいところだと思います。交通の便がよく都内にも行きやすいし、関東平野のなかにあって平坦な地形なので、坂がすくないし。あと、わたしは買い物に良く行くんですが、ショッピングセンターが充実していますよね。最近のショッピングセンターには、スーパーもあるし、レストラン街もあるし、子供が遊べるところもあるし、大型書店もあるし。

しかも、ファミリー層向けの作りになっているので、ショッピングセンター内がとても歩きやすいんですよ。
わたしも家族でイオンモール羽生とかモラージュ菖蒲に良く行きますね。

ピンキッシュに入るきっかけ

もともと、芸能界には憧れはもっていましたが、モデルの仕事がしたいなと思っていたので、アイドル志望ではなかったんです。人前で踊ったり歌を歌うなんて、まったく想像もしたことありませんでした。でも、オーディションの告知を新聞でみた母親が、私が知らないうちに、勝手に履歴書を送ってしまっていたんです。

「この日オーディションがあるから行きなさい」って(笑)。

そして、オーディション当日も、訳も分からないまま、オーディション会場に連れてこられて。

オーディションって、印象に残るように目立とうとするのがふつうだと思うんですが、私は訳も分からずに連れてこられたので、何していいかも分からず、はじっこに立っていたんです。オーディションの雰囲気に圧倒されて、「ここは私がいる場所じゃない」って思いました。

あとから事務所のスタッフの方たちに言われたんですが、それが逆にみんなと違っていて印象的だったそうです。

ピンキッシュにはいってぶつかった壁

いざアイドルとして活動しようにも、いままで歌も踊りもやってきたこともなかったので、何もできませんでした。ピンキッシュの他のメンバーは、みんなダンスを習っていたりして、上手にできるのに、わたしだけできない。だから、入ってすぐに「やめたい」って言いだしたんです。

それくらいアイドルとしての活動と自分のできることにギャップがあったのだとおもいます。

でも、小さいころから躾けられてきた母親の教えのおかげなのか、途中で投げ出すことにも違和感を感じていたので、結局続けることにしました。

続けることにしたものの、歌もダンスもイチどころかゼロからのスタートだったので、はじめは本当に苦労しました。他のメンバーに追いつくのに必死で。

入った頃の映像を見ると、「よくあの歌とダンスで人前にでたな」って思うくらい、ほんとうに下手で、恥ずかしい気持ちになります(笑)。

私がピンキッシュのメンバーになってはじめて出したCDが「タイミング~Timing」だったんですが、このときに、メンバー2人に歌もダンスもたくさん教えてもらい、その後、「JAMBO」という曲から3曲連続でCDをだしたんですが、そのころからですかね、自分の中で意識が変わってきたのは。自主練したり練習への取り組み方も変わり、自分でも成長を実感できた時期だったと思います。

それから、もう一つ苦労したのが、自分の性格とアイドルとして求められることのギャップでした。

私は極度の人見知りで、人としゃべるのがすごく苦手なんです。だから、ファンの方との交流のときに、なかなかうまく話せなくて。
たとえば握手会などで、ファンの方に「いつもありがとうございます!」とまでは言えるんですが、そのあとに「何かしゃべらなきゃ」って思うと、気持ちだけが先走ってしまって、全然しゃべれなくて。

うまく話ができない自分に対して、本当に悩んだ時期もありました。

でも、いつからか、「そういうのも個性でいいんだな」って思えるようになりましたね。

ファンの方と交流するなかでも、ステージの後に、「すごいよかったよ」とか「明日からも頑張れそうです」って言ってもらえることがあるんですが、そうやって言ってもらえると、本当にピンキッシュをやっていてよかったなとおもいます。少しでも人の役に立てたんだと思えて、とてもうれしい気持ちになるんです。

あ、これは食いしん坊キャラとしてなんですが、コンサートで全国いろいろなところに行くことができるので、その土地の美味しいものを食べたときも、やっていてよかったっておもいますね。台湾でコンサートをさせてもらったときに、台湾で食べた小籠包とか、北京ダックは、もうサイコーでした。

今後にかける想い

4期生としてピンキッシュに入って、もう7年目になりました。いまとなっては、ピンキッシュは、私の人生でもっとも重要なものになっています。自分自身を変えることができた場所でもあるので、「ここまでやってきたからには」という気持ちが強いです。いまは加須市のご当地アイドル、埼玉県のアイドルとして活動していますが、活動エリアも徐々に広がってきています。当面の目標は2つあるんですが、

まず1つ目は、「愛踊祭2015」というコンテストの決勝大会(9月22日)での日本一を目指して頑張ります。

もう1つの目標が、「汐留ロコドル甲子園」です。このコンテストは、歌とダンスとご当地「珍土産」をもって、日本一のロコドルを目指すというイベントなのですが、優勝すると、日本テレビ番組への出演権が得られるんです。

ピンキッシュは予選10日目、8月8日(土) 19:00~で登場します。

まずはここで絶対に予選を突破したい。

予選で採点されて高得点だと予選突破できるのですが、その採点方法が、会場の皆さんの拍手の大きさと、審査員の評価で決まるので、8月8日当日はぜひ会場でPinkishの応援をよろしくお願いします。
日本中の皆さんから応援していただけるようなアイドルグループになれたらいいなと思います。

ぜひ、kataruの読者の皆さんもぜひ応援よろしくおねがいします。

編集後記

もともとはモデルの世界を夢みていた西浦真央さん。ひょんなことから飛び込んだアイドルの世界では、いままでの自分にない能力を求められ、そのギャップにもがき苦しみながらも、徐々に適応し、少しづつ成長し、最後は自分の意識もかわっていったという。

西浦真央さんがいまチャレンジしているのは、まさに自分自身が変わることへの挑戦。

自分が変わることで、少しづつでも周りの世界を変えられるということ。

そして自分の見える世界がかわっていくということ。

理想と現実のギャップに苦しむ人にとって、西浦真央さんの挑戦はとても勇気づけられるストーリーのように感じる。

そんな彼女の挑戦をこころから応援したい。

 

なお、ピンキッシュのメンバーやスタッフの過去のインタビュー記事も併せてご一読ください。

ピンキッシュ リーダー 中里春菜

ピンキッシュ メンバー 湯本葵

ピンキッシュ マネージメント 石川茂樹・川田茂

 

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