7月31日、金曜日の夜。
ほろ酔いのサラリーマンたちとともに、南栗橋駅を降りる。
改札をでたところで、「今年も向日葵が咲きました」という手作りの看板が目に入った。
手作りの看板にほっこりしたわけではないが、翌朝に向日葵(ひまわり)をみにいくことを決意した。
8月1日、土曜日の朝。
「Sunflower」なだけに、快晴を期待したが、快晴とまではいかず、うっすらと薄い雲が空全体を覆っていた。
しかし、目的地のひまわり畑につくと……。
曇り空を吹き飛ばしてくれそうなほど、たくさんの向日葵(ひまわり)たちが、あたり一面に咲き誇っていた。
圧巻の黄色と緑のコントラストは、久喜市南栗橋地区を鮮やかな夏色に塗り替えていた。
向日葵(ひまわり)は、日差しを好む性質がある。
そして、向日葵という字は、花が太陽の方向を追うように動くことに由来するという。
そのため、我々は向日葵から、前向きな若々しさを感じるのだろう。
たくさんの向日葵(ひまわり)は、我々観るものに希望を与えてくれる。
このひまわり畑のように、たくさんの希望を胸にした若い力がすくすくと育つ地域をつくっていきたい。