Kataru – 埼玉県で紡がれるストーリー

花小屋soranihana(ソラニハナ)

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田園風景と木々の中に溶け込むように佇む緑の建物がある。

花小屋soranihana(ソラニハナ)。

もともと都内でフラワーショップを営んでいた斉藤えつこさんが、

「空がきれいな場所にアトリエを持ちたい」

という夢を叶えるために、5年前に久喜市菖蒲地区にオープンした。
soranihana(ソラニハナ)では、フラワーアレンジメントのレッスンのほか、フラワーギフトやウエディングブーケ、雑貨販売などを手がけている。

取材に訪れたのは土曜日のお昼どき、ちょうどフラワーアレンジメントのレッスン中だった。

休日の余暇を楽しむ女性たちが、広々とした木目のテーブルの上で、時折、真剣な表情を浮かべながら自らの作品を作り上げている。

店内は、淡いパステルカラーの花やドライフラワーなどが絶妙な配置で飾られ、店内に差し込む柔らかい日差しとオレンジを帯びた照明が、花たちに優しく命を与えているように見える。

そして、壁には、レッスンの生徒さんからのプレゼントだろうか、優しい絵が飾られていた。

 

 

soranihana(ソラニハナ)。

とても心地よいネーミングだ。

 

「空が好きなんです。落ちこんだり息詰まった時に、空に浮かぶ雲を鉢やバスケットにみたてて花を描くと、少しだけ元気になるんですよ。空に花を飾ることなんてありえないことなんですけどね。」
と少し照れながら、店の名前の由来を語ってくれた。

 

そして、土曜日のレッスンのかたずけが終わり、ティータイムにて。

前日に、西荻窪まで配達に行ったときに購入してきたというケーキが用意された。

「都内でフラワーショップを営んでいた頃のお客さんが今でも注文をしてくれるんです。」

斉藤さんにお花を頼みたいというお客さんがいて、お客さんを大切にしている斉藤さんがいる。
そこに成り立っている需要と供給のバランス。人と人との関係。

 

東京と埼玉県の端っこの距離を埋めているのは、間違いなく斉藤さんの人としての魅力だろう。

 

 

soranihana

〒346-0104
埼玉県久喜市菖蒲町三箇315-3(旧菖蒲町)
0480-85-3987

営業時間
・通常開店時間/12:00‐16:00
・ご注文お受取/10:00‐18:00
*時間外のご注文ご来店も可能(要事前相談)。

定休日
・毎週月曜日、火曜日、第3日曜日
*臨時休業有り。詳細はsoranihanaフェイスブックまで

soranihanaホームページ

 

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みせ💚あい」とは、お店のオーナー様や店員様が、自らのおへの想いや情などを、写真とエピソードで紹介するkataruの企画シリーズです。掲載をご希望の場合はこちらから

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