Kataru – 埼玉県で紡がれるストーリー

子ども大学SAITAMA/Quick英会話代表 野原健志

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埼玉で英語教育をはじめるきっかけ

私は、もともと大手旅行会社で働いており、そこで海外勤務を4年ほど経験したのが、この業界に入ったきっかけでした。15年ほど前に帰国した際に、兼ねてからお声掛けいただいていた留学会社に転職し、4つの支社の設立や、英会話スクールの立ち上げ・運営に関わりながら、英語によるコミュニケーションの重要性を痛感してきました。そして、5年ほど前に、そのころお付き合いのあった方たちの後押しもあり、生まれ育った埼玉で仕事をしようと決意して、留学会社を立ち上げることにしたんです。

また、これもきっかけの一つなのですが、当時、息子が在籍していたサッカー少年団にいる小学1年生35人のうち、英語を習っている子供が2人しかいなかったんです。愕然としたのと同時に、これからの未来を考えたら、
「本当にこれでいいのか」
という想いが強くなりました。それで、留学会社の設立とほぼ同時期に、日本の英語力に疑問・課題を感じている教育関係者の仲間達と共に、NPO法人マナビバを立ち上げました。

子供への教育を考えるにあたり、「子ども大学かわごえ」の立ち上げた方とお会いし、話をさせていただいたところ、意気投合し、「子ども大学かわごえ」の2年目の活動からは、NPO法人マナビバも事務局として携わらせていただくことになりました。

その後、「子ども大学かわごえ」をモデルとして、埼玉県教育委員会が子ども大学を始めたこともあり、岩槻・蓮田・上尾・伊奈・桶川のこども大学立ち上げに関わりながら、子供たちの学ぶ環境作りをお手伝いしていきましたが、私自身の地元でもあるさいたま市については、政令指定都市ということで、教育委員会が県とは別にあるため、紆余曲折を経ながら、2年越しで「子ども大学SAITAMA」を開校することができました。「子ども大学SAITAMA」は、子ども達の知的好奇心を刺激し、学びの場を提供することを目的としています。そして、私自身は、そこに一つのエッセンスとして、英語というコミュニケーションツールをいれたいという想いをもって活動しています。

英語の必要性について

グローバル社会だといわれて久しいですが、今後さらに現実になっていくと思っています。ヨーロッパにEUがあるように、今後、アジアで一つの商圏が形成されることになり、国の垣根がさらに取り払われていくことになるでしょう。そして、本当の意味でのグローバル社会になっていったときのコミュニケーション手段には、必ず英語が共通言語として利用されるはずです。なぜなら、ヨーロッパやアメリカの影響力をなくしてアジア経済は成り立たないからです。

たとえば、アジアにおいて、フィリピンもマレーシアもシンガポールも公用語は英語ですが、特にわかりやすい例がフィリピンです。フィリピンには何十もの島があり、それぞれの島で部族言語が使われているのですが、部族間のコミュニケーション手段には英語が使われているんです。国全体で1つの共通言語が必要であるという認識の下で、英語教育が盛んにおこなわれた結果、フィリピン人はあんなに英語がうまくしゃべれるようになたというわけです。彼らにとって、英語は一つの言葉であり、コミュニケーションツールなわけですが、日本人の場合は受験対策でしか英語を勉強してこなかった。こんなに勤勉な国民性なのに、英語で点数をとることはできても、英語を使いこなすことができないというのが今の現状なのです。

いま日本は、国際競争や国際協力、国家の経済発展のために「英語」を公用語、第2言語として受け入れていく必要に迫られています。現に、日本の企業でも、楽天などのように、社内での公用語を英語としている会社もありますし、たとえば日産自動車のように、海外資本が入った会社では、上層部では英語で話したり英語の資料が使われています。英語力がなくても企業で働くことはできますが、グローバル企業内で活躍するためには、英語力は不可欠な時代になってきているんですね。

私たちの英会話スクールの特徴

子供の英語教育は、親が関与することが多いわけですが、中には「1~2年、英会話教室に通ったらしゃべれるでしょ。」っていう方もいます。本来、言語というのは5年10年とかけて身に付けていくものなのに、親がすぐに成果を求めてイライラしたりしてしまうことも多いんですね。そうすると、子供たちにとって、英語は強制されるものになってしまい、楽しいものではなくなってしまいます。そんな状況をみて、子供への英語教育には親の理解が必要だと感じ、大人英会話をはじめました。

また、英語を身に付けるうえでは英語をしゃべる・聞く機会をたくさん作ることが大切です。
我々が運営している英会話教室のなかでも、Quick英会話は、「どこでも受けられる」というコンセプトではじめた新しいタイプの英会話スクールです。コワーキングスペースとコラボして、30分という短時間で安価に英語に触れる機会をたくさん提供していこうと考えており、今年の1月に大宮と川口校をオープンしました。

Quick英会話には、「英会話レッスン」と「英文法レッスン」の2種類のレッスンがあり、お客様はどちらでもお好きなレッスンを受講することが可能です。「英会話レッスン」は、時事テキストを用いて講師との会話に重点を置いたレッスンが行われています。「英文法レッスン」は、英文法を重点としたレッスンとなっており、日常的な会話のなかでよく利用される単語、フレーズも学習できるため、英会話に必要となる基礎をしっかりと固めることができます。
特に大人の場合は、日本語を英語に、日本語を英語に変換するということを頭の中行っていかないとならないので、英会話だけでなく、英文法のレッスンも重要だと考えています。

今後について

いまは、毎日のように子供たちが笑顔で英語を学んでくれている姿を見ることができ、とても幸せです。また、スクールに通っていただいている大人の方が、「この前、海外旅行に行ってきて、習った英語をつかえたよ!」って言っていただいたりすると、すごく嬉しいですね。

今後、グローバル化は避けては通れませんので、まずは、一人でも多くの方に英語教育に関心をもってもらいたいとおもっています。我々英会話スクールの役割は、英語を楽しいと思ってもらい、英語に触れる機会をたくさん作っていくことです。同時に、埼玉県というのは東京のベットタウンなので、埼玉から通っている人が多い路線上に、Quick英会話の拠点を設けていきたいですね。具体的には赤羽や池袋や上野など、たくさんの拠点でコワーキングスペースとコラボしていきたいです。

そして、2020年の東京オリンピック開催にむけて、日本も外国からの流入客が多くなってきますし、外国人に道を尋ねられた時に、一人でも多くの人が英語でコミュニケーションできるといいですよね。

 

みせ💚あいってなに?

みせ💚あい」とは、お店のオーナー様や店員様が、自らのおへの想いや情などを、写真とエピソードで紹介するkataruの企画シリーズです。掲載をご希望の場合はこちらから

http://kataru.jp/?p=751

 

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